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構成概念妥当化アプローチ/Handbook of Research  Methods in Personality Psychology(2009)

Handbook of Research  Methods in Personality Psychology(2009)

14章「The construct Validation Approach to Personality Scale Construction」

Handbook of Research Methods in Personality Psychology

Handbook of Research Methods in Personality Psychology

  • 作者: Richard W. Robins,R. Chris Fraley,Robert F. Krueger
  • 出版社/メーカー: Guilford Pr
  • 発売日: 2009/12/09
  • メディア: ペーパーバック
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 読んでまず思ったのが、尺度開発自体が、その手法自体への興味だけでやることではないのではないかということ。すでになにか長年取り組んでいる実践があって、相場勘は積まれてきたけれども十分に理論化がされていないというときに、尺度が必要になるのだろう。

以下はレジュメ。適宜追記

Chapter 14
The construct Validation Approach to Personality Scale Construction

by Leonard J. Simms David Watson

The substantive Validity Phase: Construct Conceptualization and Item Pool Development

  • 尺度をつくる:
    (1)首尾一貫していて理論的な正当化をする
    (2)経験的に知られている原則を使う
    (3)因子分析・内的一貫性の検定
    それぞれに(よく知られた)長所と限界がある。
    組み合わせれば、じゅうぶんな「構成概念妥当性」を得られる
  • 「構成概念妥当性」とは:
    3つのステップ:
    (1)理論的枠組みをしめすこと
    (2)理論的に明確化された構成要素の測定方法をつくること
    (3)以下の間の仮説関係を経験的にテストすること:
     ・(概念的な)諸構成要素
     ・実測できる範囲
  • 「≪このテストは妥当か?≫という問いは、ある意味でものを知らない。あるテストが、複数の異なるタイプの推論にまたがるなら、いくつかの推論は妥当でいくつかはそうでないということがありうる」
  • Loevinger…草分け的
    構成概念妥当性:いっこの統計量としては表されない
    3つの視角:実質的妥当性,構成的妥当性,外的妥当性
    〔それぞれ、互いに背反しあう原則をもつ〕
  • 以下の内容:
    (1)それぞれ何のこと?
    (2)パーソナリティに関連して、構成概念妥当の例をいくつか挙げる
    (3)尺度をつくるうえでの、いまどきのやりかたを提示する
Review of Literature
Construct Conception
Writing Clear Items
choice of response Format
Pilot Testing

The Structual Validity Phase: psychometric Evaluation of items and Provisional Scale Development 

Rational- Theoritical Item Selection
Criterion-Keyed Item Selection
Internal Consistency Approaches to Item Selection
Date Collection
Psychometric Evaluation of Items
Facter Analysis
Internal Consistency and Homogeneity
Item response Theory

Criterion-Related Validity 

Summary and Conslusion

  • 構成概念妥当化=動的なプロセス
    (1)いかなるときでも、理論的&経験的な作業にしたがって、尺度開発をすすめる
    (2)新しい手法から生じたデータは、とりあつかう対象のなりたちに対する、わたしたちの理解を改めうる